スペイン語の「aunque+直説法」と「aunque+接続法」の違い
aunque は後ろの動詞の形で意味が変わります。直説法なら事実を認めて「〜だけれど」、接続法なら分からないことや仮定について「たとえ〜でも」です。
使い分けの表
| aunque + 直説法 | aunque + 接続法 | |
|---|---|---|
| 意味 | 〜だけれども(事実を認めて逆を言う) | たとえ〜でも(仮定の譲歩) |
| 意味 | 〜だけれど(事実) | たとえ〜でも(仮定) |
| 話し手の知識 | 事実だと知っている | まだ分からない・仮定 |
| 例 | aunque llueve | aunque llueva |
例文で比べる
○ = 自然 △ = 通じるが、その場面・文体には合わない × = 不自然・誤り
○
Aunque llueve, vamos a salir.
雨が降っているけれど、出かけよう。
○
Aunque llueva, vamos a salir.
たとえ雨が降っても、出かけよう。
直説法は今降っている事実、接続法は降るかどうか分からない仮定を表します。
△
No lo compraría aunque tengo dinero.
たとえお金があっても、それは買わないだろう。
○
No lo compraría aunque tuviera dinero.
たとえお金があっても、それは買わないだろう。
「たとえ〜でも」と現実と違う仮定を言うので接続法過去です。直説法 tengo だと「お金はあるが買わない」という事実の文になります。
覚え方・注意点
- 事実だと知っていることは直説法、分からないことや仮定は接続法です。
- 現実と違う仮定には接続法過去を使い、主節は多くの場合、過去未来にします。
確認問題
( )に入れるのに、より自然なのはどちらでしょう。
問1
Aunque ( ) mucho frío ayer, salimos a pasear.
- hacía
- hiciera
答えと解説
正解:1. hacía
昨日寒かったことを事実として伝えるので、直説法の「hacía」です。接続法はふつう、分からないことや仮定を言う時に使います。
問2
Aunque ( ) mañana, iremos a la playa.
- llueva
- llueve
答えと解説
正解:1. llueva
明日雨が降るかはまだ分からないので、接続法の「llueva」です。
問3
No soy rico, pero aunque ( ) millonario, no dejaría de trabajar.
- soy
- fuera
答えと解説
正解:2. fuera
金持ちではないので、現実と違う仮定(大金持ちだとしても)です。主節も過去未来なので、接続法過去の「fuera」です。
それぞれの文法の詳しい説明
- 「aunque」+直説法(〜だけれども)の意味と使い方 〜だけれども(事実を認めて逆を言う)
- 「aunque」+接続法(たとえ〜でも)の意味と使い方 たとえ〜でも(仮定の譲歩)