スペイン語の「ojalá+接続法現在」と「ojalá+接続法過去」の違い
どちらも「〜だといいな」という願いですが、接続法現在は実現しそうなことへの願いを、接続法過去は実現しにくい・ありえないことへの願いを表します。
使い分けの表
| 接続法現在 | 接続法過去 | |
|---|---|---|
| 意味 | 〜しますように・〜だといいな(願望) | 〜ならいいのに・〜ならよかったのに |
| 実現の見込み | ありうる | 低い・ない |
| 形 | ojalá + venga | ojalá + viniera |
| 過去のこと | haya + 過去分詞(結果をまだ知らない) | hubiera + 過去分詞(起きなかったことへの後悔) |
例文で比べる
○ = 自然 △ = 通じるが、その場面・文体には合わない × = 不自然・誤り
○
Mañana es tu examen. Ojalá apruebes.
明日は試験だね。合格するといいね。
△
Mañana es tu examen. Ojalá aprobaras.
明日は試験だね。合格するといいね。
接続法過去にすると「受かりそうにない」という見込みの低さが出て、励ましには合いません。
×
Ojalá tenga veinte años otra vez.
もう一度 20 歳になれたらなあ。
○
Ojalá tuviera veinte años otra vez.
もう一度 20 歳になれたらなあ。
若返ることはありえないので、接続法過去で言います。
○
Ojalá haya aprobado Luis.
ルイスが受かっているといいな。
○
Ojalá hubiera aprobado Luis.
ルイスが受かっていたらよかったのに。
結果をまだ知らない時は接続法現在完了、落ちたと分かっている時は接続法過去完了です。
覚え方・注意点
- ojalá の後ろに que を入れても言えます(Ojalá que salga bien)。
- ojalá の後ろに直説法や未来形は使いません(×Ojalá vendrá)。
確認問題
( )に入れるのに、より自然なのはどちらでしょう。
問1
No sé si Ana ya ha llegado al hotel. Ojalá ( ) bien.
- haya llegado
- hubiera llegado
答えと解説
正解:1. haya llegado
着いたかどうかまだ分からないので、接続法現在完了の「haya llegado」です。
問2
Mi familia vive en Lima y yo en Tokio. Ojalá ( ) más cerca.
- vivieran
- vivan
答えと解説
正解:1. vivieran
遠くに住んでいるのが事実で、すぐには変わらない願いなので、接続法過去の「vivieran」です。
問3
Perdí el último tren. ¡Ojalá ( ) de la fiesta un poco antes!
- haya salido
- hubiera salido
答えと解説
正解:2. hubiera salido
パーティーを早く出なかったという過去のことへの後悔なので、接続法過去完了の「hubiera salido」です。
それぞれの文法の詳しい説明
- 「ojalá」+接続法(願望)の意味と使い方 〜しますように・〜だといいな(願望)
- 「ojalá」+接続法過去・過去完了(実現しにくい願望)の意味と使い方 〜ならいいのに・〜ならよかったのに