スペイン語の主節を言わない「si」文(願望・後悔)の意味と使い方
形:¡Si tuviera...! / ¡Si hubiera...!
意味:主節を言わない si 文(願望・後悔・非難)
si 節だけで文を終え、結果を言わずに願望・後悔・非難の気持ちを表します。接続法過去か過去完了を使います。
意味:主節を言わない si 文(願望・後悔・非難)
si 節だけで文を終え、結果を言わずに願望・後悔・非難の気持ちを表します。接続法過去か過去完了を使います。
形の作り方
| 場合 | 形 | 例 |
|---|---|---|
| 今の願望 | ¡Si + 接続法過去 ...! | tener:¡Si tuviera más tiempo! |
| 過去の後悔・非難 | ¡Si + 接続法過去完了 ...! | viajar:¡Si hubiera viajado contigo! |
| 結果を言いさす文(si は使わない) | ¡Es tan + 形容詞 ...!(que 以下を言わない) | amable:¡Es tan amable...! |
| ojalá との違い | ojalá は願いだけ、si 文は条件の形のまま | poder:Ojalá pudiera ir. / ¡Si pudiera ir! |
例文
- ¡Si tuviera una semana libre para recorrer Andalucía!アンダルシアを巡る 1 週間の休みがあったらなあ!
- ¡Si me hubieras dicho la verdad desde el principio!最初から本当のことを言ってくれていたら!
- ¡No pienso volver a ese bar! ¡Es tan ruidoso...!あの店にはもう行かない! あまりにうるさくて…!
使い方のポイント
- ojalá + 接続法とほぼ同じ願いを表しますが、条件文の形のまま気持ちを込めます。
- 接続法過去は今・これからの願い、過去完了は過去への後悔・非難です。
- 結果を言う主節(…, iría)は付けません。¡Es tan amable...! のように tan で程度だけ言って終える文も同じです。
練習問題
問1(西検 2級の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
¡( ) pudiera pasar el verano en una isla tranquila!
- Aunque
- Como
- Cuando
- Si
答えと解説
正解:4. Si
主節を言わずに願いを表す「Si」+ 接続法過去です。Aunque・Como・Cuando は、これだけでは文が終わりません。
問2(DELE C1の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
¡Si me ( ) avisado a tiempo! Ahora ya no hay solución.
- habías
- has
- hubieras
- habrías
答えと解説
正解:3. hubieras
過去への後悔を言う si 文は、接続法過去完了の「hubieras」+ avisado です。habías・has は直説法、habrías は主節の形で、si のあとには使いません。
この文法が出る級(目安)
※ スペイン語技能検定の級は、日本スペイン協会が公表している各級の文法の範囲と CEFR との対応(目安)、市販の対策本の目次を突き合わせて当サイトが決めた目安です。協会が定める出題範囲の一覧ではありません。
※ DELE のレベルは、Instituto Cervantes の『Plan curricular del Instituto Cervantes』の文法の目録のレベルに、市販の文法書・対策本の目次を照らし合わせた当サイトの目安です。試験の出題範囲の一覧ではありません。
あわせて覚えたい文法
- 「si」+接続法過去, 過去未来(現在の事実に反する仮定) もし〜なら…だろうに(現在の事実に反する仮定)
- 「ojalá」+接続法過去・過去完了(実現しにくい願望) 〜ならいいのに・〜ならよかったのに
- 「si」+接続法過去完了, 過去未来完了(過去の事実に反する仮定) もし〜していたら…しただろうに(過去の事実に反する仮定)