スペイン語の間接話法(「Dice que...」)の意味と使い方
形:dice que + 直説法
意味:〜と言っている(今の伝達)
人の言ったことを伝える時、伝える動詞が現在(dice・dicen)なら、言われた文の時制はそのまま使います。人称は話し手の立場に合わせて変えます。
意味:〜と言っている(今の伝達)
人の言ったことを伝える時、伝える動詞が現在(dice・dicen)なら、言われた文の時制はそのまま使います。人称は話し手の立場に合わせて変えます。
形の作り方
| 場合 | 形 | 例 |
|---|---|---|
| 時制はそのまま | dice que + 元の時制 | estar:«Estoy cansado.» Dice que está cansado. |
| 人称を変える | yo を él・ella に | tener:«Tengo frío.» Dice que tiene frío. |
例文
- Mi hermana dice que llegará tarde.姉は遅くなると言っている。
- Los vecinos dicen que el parque cierra a las diez.近所の人たちは、公園は 10 時に閉まると言っている。
- Ana dice que no le gusta el fútbol.アナはサッカーが好きではないと言っている。
使い方のポイント
- 伝える動詞が過去(dijo)の時は、時制を一つ過去にずらすのがふつうです(Dijo que estaba cansado)。
- 命令や依頼を伝える時は、que の後ろが接続法になります(Dice que vengas)。
練習問題
問1(西検 4級の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Kenji me escribe: «Estoy en Madrid». Kenji dice que ( ) en Madrid.
- estoy
- estaba
- está
- esté
答えと解説
正解:3. está
伝える動詞が現在の dice なので、元の文の時制(現在)のまま、主語を Kenji に合わせて「está」です。「estoy」は自分のことを言う形です。
問2(DELE B1の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Nuestra jefa nos dice: «Tenéis que terminar hoy». Nos dice que ( ) que terminar hoy.
- tenéis
- tengamos
- tenía
- tenemos
答えと解説
正解:4. tenemos
伝える動詞は現在の dice なので時制はそのまま、「あなたたち」を話し手の立場から「私たち」に変えて「tenemos」です。tenéis のままでは立場が合いません。
この文法が出る級(目安)
※ スペイン語技能検定の級は、日本スペイン協会が公表している各級の文法の範囲と CEFR との対応(目安)、市販の対策本の目次を突き合わせて当サイトが決めた目安です。協会が定める出題範囲の一覧ではありません。
※ DELE のレベルは、Instituto Cervantes の『Plan curricular del Instituto Cervantes』の文法の目録のレベルに、市販の文法書・対策本の目次を照らし合わせた当サイトの目安です。試験の出題範囲の一覧ではありません。
あわせて覚えたい文法
- 間接話法の時制の一致(「Dijo que estaba...」) 〜と言った(過去の伝達と時制の一致)
- 命令・依頼の間接話法(「Me dijo que viniera」) 〜するように言う・頼む(命令の伝達)
- 「que」(〜ということ:「Creo que...」) 〜ということ(文を目的語にする que)