スペイン語の未来形・過去未来形の譲歩(〜だろうが…)の意味と使い方
形:Será muy listo, pero ...
意味:〜かもしれないが…(一応認める)
未来形などを推量でなく、相手の言い分を一応認める前置きに使い、あとに pero が続きます。
意味:〜かもしれないが…(一応認める)
未来形などを推量でなく、相手の言い分を一応認める前置きに使い、あとに pero が続きます。
形の作り方
| 場合 | 形 | 例 |
|---|---|---|
| 今のこと | 未来形, pero ... | ser:Será difícil, pero merece la pena. |
| 終わったこと | 未来完了, pero ... | viajar:Habrá viajado mucho, pero no habla ningún idioma. |
| 過去のこと | 過去未来, pero + 線過去・点過去 | ser:Sería rico, pero vivía mal. |
| 過去に終わったこと | 過去未来完了, pero + 点過去 | estudiar:Habría estudiado mucho, pero no se le notó. |
例文
- Tendrá mucha experiencia, pero no sabe trabajar en equipo.経験は豊富かもしれないが、チームで働くことができない。
- Habrá llegado a tiempo, pero nadie lo vio en la reunión.間に合って着いたのかもしれないが、会議では誰も彼を見なかった。
- Sería un buen médico, pero en la clínica nadie confiaba en él.いい医者だったのかもしれないが、病院では誰も彼を信用していなかった。
使い方のポイント
- 推量の未来形(Serán las tres)と形は同じです。後ろに pero が続き、認めたうえで反論する点が違います。
- 話し言葉の言い方で、「そうかもしれないけど」という調子になります。
- 過去の話では反論の部分を線過去・点過去にします。過去未来完了は「〜したはずだった」の読みと紛れやすく、文脈で見分けます。
練習問題
問1(西検 2級の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Ahora mismo ( ) muy cansado, pero tiene que terminar el informe esta noche.
- estuvo
- habrá estado
- habría estado
- estará
答えと解説
正解:4. estará
今のことを一応認める未来形の「estará」で、あとに pero が続きます。estuvo は過去、habrá estado や habría estado も今のことには使いません。
問2(DELE C1の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Hace tres años ( ) un gran futbolista, pero ahora nadie lo recuerda.
- será
- es
- sería
- sea
答えと解説
正解:3. sería
過去のことを一応認める過去未来の「sería」です。hace tres años に合わないので、será・es・sea は使えません。
この文法が出る級(目安)
※ スペイン語技能検定の級は、日本スペイン協会が公表している各級の文法の範囲と CEFR との対応(目安)、市販の対策本の目次を突き合わせて当サイトが決めた目安です。協会が定める出題範囲の一覧ではありません。
※ DELE のレベルは、Instituto Cervantes の『Plan curricular del Instituto Cervantes』の文法の目録のレベルに、市販の文法書・対策本の目次を照らし合わせた当サイトの目安です。試験の出題範囲の一覧ではありません。
あわせて覚えたい文法
- 未来形の推量(「Serán las tres」) 〜だろう(今のことの推量)
- 未来完了の推量(「Habrá salido」) 〜したのだろう(終わったことの推量)
- 過去未来の推量(「Serían las tres」) 〜だっただろう(過去のことの推量)